「ロリポップ!は遅い!他のサーバーを選ぶべき!」
という噂を耳にすることがあります。
こんな噂を聞いてしまうと、

安いけど早くないなら他のサーバーにしたほうが良いのかな?
と考える方も多いのではないでしょうか?



僕もサイトの表示スピードがなかなか上がらずに困っていました。
実は、ロリポップ!のハイスピードプランが遅いというのは嘘で、かなり早くすることができました。
この記事では、ロリポップ!ハイスピードプランが早い理由や実際に測った表示スピードについて解説しています。
ロリポップ!を使ってみようか考え中の方はぜひ参考にしてみてください。
- ロリポップの使用歴:1年以上
- 利用目的:複数のブログで利用中
高速化の対応は必要
何もしないと遅くなる
まず、高速化の対策をとっていない場合はハイスピードプランでもそこまで早くありません。
テーマや導入していくプラグインによってはどんどん遅くなっていってしまいます。
ハイスピードプランはロリポップ!個人向けのプランの中で最速ですが、他のサーバーと比較すると普通くらいのスピードです。



遅くはないけど他のサーバーと比べて早いわけでもない
実際にサイトの高速化対応をやらないと表示スピードは遅くなってしまいます。
PageSpeedInsightsで確認した結果・・・


対策していないブログでは40~60ほどのスコア。
実際にスマートフォンからアクセスしてみるとそこまで遅く感じませんでしたが、スコアとして出ている以上改善しておきたいです。
スピードが遅いと離脱の原因に
ページの表示スピードが遅いと離脱されてしまう原因になってしまいます。



アクセスしたけど全然表示されなくてブラウザバックしたことがある方も多いのではないでしょうか?
サイトをクリックしてもなかなか表示されないとストレスが溜まります。
実際にページの読み込みに1~3秒以上掛かると32%、1~5秒では90%の割合で訪問者は帰ってしまうといったデータが出ています。


せっかく見に来てくれたのに表示スピードが数秒遅いだけで帰られてしまうのは非常にもったいないです。
見てもらうためにも表示スピードはできるだけ早くしておく必要があります。
高速化対応したら爆速に
高速化のためにやったことは2つ
ロリポップ!のハイスピードプラン以上を選んでいても早いというわけではありませんでしたが、スピードアップのために対応することで表示スピードが爆速になりました。
テーマを軽いものに変更
WordPressでブログを作る際に利用するテーマを変更しました。
以前はアニメーションが豊富で価格もそこまで高くない「JIN」を使っていましたが、アニメーションがある分スピードが遅くなると言われています。
そこでサイトの高速化設定が導入されているWordPressテーマ「SWELL」
価格は高いですが表示スピードや使いやすさ重視の場合はかなりオススメです。
LiteSpeed用のプラグインを導入する


このプラグインの効果が非常に大きかったです。
ロリポップ!はハイスピードプラン以上からWebサーバー(LiteSpeed)を使うことができます。
このLiteSpeedに対応したプラグインを使うことで表示スピードが圧倒的に早くなりました。
プラグインは「LiteSpeedCache」というもので、LiteSpeedサーバーを使っている場合だけ使えるプラグインです。
このプラグインを入れることで表示スピード90以上を達成することができました。
スタンダード以下のプランはApacheとなっておりLiteSpeedは使えません。
当然表示速度は遅くなってしまうのでサイトのスピードを上げたい場合はハイスピードプラン以上を選びましょう



実際にプラグイン1つでサイトスコアが90台まで跳ね上がりました。


設定自体も簡単でいろいろなプラグインを入れて高速化する必要がなくなるので初心者にもオススメです。
このプラグインはロリポップ!以外のサーバーでもWebサーバーがLiteSpeedであれば使うことができます。
LiteSpeed対応のレンタルサーバーがオススメ
LiteSpeedのレンタルサーバーを選ぼう
表示スピードを見ても分かる通り、LiteSpeedを採用しているレンタルサーバーを選ぶのがオススメです。
サーバーによって提供しているWebサーバーが異なるので、LiteSpeedを使いたい場合は未対応のサーバーを選ばないように注意しましょう。
- Apache
- 20年以上利用されているWebサーバー。遅い
- Nginx
- Apacheと比較して高負荷に強い
- LiteSpeed
- Apacheの上位互換。高負荷に強くスピードも早い
LiteSpeedを提供しているレンタルサーバーをまとめています。
選ぶ際の参考にしてみてください。
LiteSpeed対応のサーバー比較表
レンタルサーバー プラン | ロリポップ! ハイスピード | mixhost プレミアム | ColorfulBox BOX2 |
CPU | 非公開 | 6コア | 4コア |
メモリ | 非公開 | 8GB | 6GB |
ストレージ | SSD 350GB | SSD 250GB | SSD 300GB |
転送量 | 30TB/月 | 無制限 | 18TB |
月額料金(1ヶ月) | 1,320円 | – | 1,452円 |
月額料金(3ヶ月) | 1,210円 | 1,529円 | 1,364円 |
月額料金(6ヶ月) | 990円 | 1,298円 | 1,276円 |
月額料金(12ヶ月) | 825円 | 1,089円 | 1,166円(通常価格) ※3/31まで583円 |
月額料金(24ヶ月) | 770円 | 1,034円 | 1,078円 ※3/31まで539円 |
月額料金(36ヶ月) | 550円 | 979円 | 968円 ※3/31まで484円 |
初期費用 | 0円 | 0円 | 2,200円 3ヶ月以上の契約で0円 |
無料期間/返金保証 | 10日間無料お試し | 30日間返金保証 | 30日間無料お試し |
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
ロリポップ!
価格を抑えて利用したい初心者にオススメ
Webサーバー | LiteSpeed |
対象プラン | ハイスピードプラン |
ハイスピードプラン以上を選ぶことでLiteSpeedを使うことができます。
低価格で利用できるのが大きな特徴で、36ヶ月以上を選べば他レンタルサーバーの半額程度(550円)で利用できてしまいます。
サポート面でも充実しており、ハイスピードプランであれば24時間365日でメール・チャット・電話対応を全て利用することができます。
設定がうまくできるか不安な方でも安心です。
ハイスピード以下のプランはApacheとなってしまいサイトスピードが遅くなってしまう点に注意が必要です。
ロリポップ!はサーバーのCPUやメモリ容量について掲載されていないのがデメリットで、他のサーバーと比較しづらいです。
メモリやCPUも確認してサーバーを決めたい場合は次に紹介する2つのレンタルサーバーがオススメです。
\10日間無料で試せる/
mixhost
高スペックのレンタルサーバーを利用したい方にオススメ
Webサーバー | LiteSpeed |
対象プラン | 全プラン |
できるだけスペックの高いサーバーを選びたい場合はmixhostのプレミアムプランを選びましょう。
こちらも高いスペックのサーバーを提供しているサービスの一つで、CPU(4コア)メモリ(8GB)のサーバーを利用することができます。
月額価格も36ヶ月契約することで979円/月と1,000円以下に抑えることができます。
また、30日間は返金保証を利用することができるので万が一サービスに満足できなかった場合でも安心です。
\30日間返金保証で安心/
ColorfulBox(カラフルボックス)
高スペックを使いたい初心者にオススメ
Webサーバー | LiteSpeed |
対象プラン | 全プラン |
ColorfulBoxもスペックの高いレンタルサーバーとなっており、以下部門でお客様満足度No1を獲得しています。
- 表示速度
- コストパフォーマンス
- 副業に使いたいレンタルサーバー
サポート(メール・チャット・電話対応)も充実しているので、これからブログを始めようと思っている初心者にオススメなレンタルサーバーです。
問い合わせは 9:30 ~ 17:30(土日祝を除く)となっており24時間対応ではないので注意が必要です。
\30日間無料で試せる/
まとめ|ロリポップもスコア90以上出せる
何もしていない状態のロリポップ!はそこまで早くはありませんでした。
ただ、ロリポップ!(ハイスピードプラン以上)ではWebサーバーでLiteSpeedが採用されたことで簡単に高速化することができました。
- WordPressテーマ「SWELL」
に変更 - プラグイン「LiteSpeedCache」を導入
特にプラグインの効果が大きく、導入することで大幅に速度向上を狙えます。
安く利用できて十分早いサーバーなのでオススメです。